A Piece of the Action / Mavis Staples (’77)
メイヴィス・ステイプルズというと、どうしてもステイプル・シンガーズ=STAXのイメージがありますが、これはCurtomから出てます。となれば、プロデュースは当然カーティス・メイフィールド。もともと南部の音は洗練されていないことが多く、それほど好みではないのですが、声自体はディープなのも好きなので、この取り合わせは絶好。ファンク系の楽曲にメイヴィスの声がドはまり。ちなみに一応サントラなんですが、普通にソロアルバムとして楽しめます。(今回は久々にソウル用語がいっぱいでした!)[soul/soundtrack]
Natalie / Natalie Cole (’76)
言わずと知れたナット・キング・コールの娘。90年代の"Unforgettable"の大ヒットの印象が強いですが、ジャズ/ソウルを愛する人間としてはデビュー時の70年代作品群は見逃せないところ。どの曲も粒ぞろいですが、やっぱり冒頭の"Mr.Melody"が突出して素晴らしいです。だてに有名曲じゃないわな。→試聴。ついでに同曲の岩崎宏美バージョンはこちら。やっぱこの人すげえな…。[jazz/soul]
Pedrophilia / Busy P (’08)
Ed Bangerの主催の人です。最近はフレンチエレクトロも食傷気味かなあ、と思っていたところにこの強烈な一発!かなりヒップホップ寄りなんですよ。いや、むしろヒップホップサイドの人がエレクトロを取り入れたくらいの感じ。これは停滞気味のフレンチエレクトロにとって新機軸と見ていいのでは。[electro/hiphop]