2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

II / Laurnea (’00)

抑制の効いたメロウでクールなトラック。ネオソウル的といってしまえばそれまでだが、独特の柔らかさがあり人肌程度の温度感が心地よい。ハッとするような歌声でダウナーなサウンドにメリハリをつけている。夫で元アレステッド・ディベロップメントのDJ Kemi…

BAD DONATO / Joao Donato (’70)

ブラジリアン・ファンク。デオダートのアレンジが冴えるガツガツの攻撃的疾走サウンド。面白いのは、クールに徹しきれず、どこかホンワカした雰囲気が拭いきれないところ。フリーキーなシンセが鳴ってもぬるく聞こえる。このあたりはドナートならでは。この…

BAIL OUT FOR FUN ! / Maxayn (’74)

アフロどアップ系ジャケの中では五指に入るインパクト。内容はモロにスライから影響を受けたであろうチャカポコしたファンク。亜流といえどもクオリティは高い。荒々しく尋常じゃないグルーヴ。ポップなメロ。巧みなアレンジ。これは隠れた名盤と言ってもい…

ILLMATIC / Nas (’94)

例によって購入当時はピンとこなかった盤。ただ、何かひっかかるものがあり、手放す気にはなれなかった。経験上、そういう盤は間違いなく名盤。そのときの耳が追いついていないだけなのだ。数年後に聴き返せば、ほら案の定。キャッチーではないが、実に深い…