2003-11-01から1ヶ月間の記事一覧

S.T. / MASTERMIND (’77)

NY出身のファンクバンドが唯一残した最高にグルーヴィーな一枚。もう、ノリノリです、ノリノリ。こういうポップなファンクは大好きです。また、演奏能力の高さは特筆モノ。このグルーヴは並のバンドじゃ出せません。しかし、当時は全く売れなかったとのこと…

それほど期待していなかっただけに、この強烈なグルーヴには面食らった。演奏はエレクトロ・ハンコック最盛期のメンバー(ハービー・ハンコック、べニー・モウピン、ポール・ジャクソン、アルフォンゾ・ムザーン等)このメンツでスティービー・ワンダーの"As…

S.T. / Black Sugar (’71)

なんと南米ペルーのラテンファンクバンド。ペルーというと、いわゆるフォルクローレな音楽が思い浮かぶが、その辺りの色は皆無。むしろ、洗練された雰囲気で71年の制作という事実すら疑わしくなる。ブラスの迫力、パーカッションの勢い、メロウかつファンキ…

LOVE IS... / Seguida (’71)

ラリー・ハーロウ制作。ラテンロック名盤。テンポは速く、疾走系。結構実験的でファンキーでもある。また、エレピファン感涙の涼しげなローズもたっぷり聴ける。要するに盛りだくさんなのだ。ラテンのアクは割と弱めなのでラテン初心者にもお勧め。[latingro…

ETHIOPIAN KNIGHTS / Donald Byrd (’71)

本盤はミゼル兄弟と組んだ大ヒット"Black Byrd"の前作にあたる。浮遊感があり、良い意味でラフな長尺のジャズファンクが3曲のみという構成。なかなか興味深い。完成度ではミゼル制作作品に及ばないが、黒さやリフの格好良さは引けをとらない。また、エド・グ…

S.T. / Malo (’72)

サンタナの実弟ホルヘ・サンタナ率いるラテンロック軍団。いやはや、もう熱いの熱くないのって、血管切れそう。ここまでくるとロックもラテンもファンクも関係ない。ごった煮だ。リスナーは思考停止し投げやりな開放感を感じることだろう。あ、音楽性がイイ…

S.T. / Yellow Sunshine (’73)

PIRのサブ・レーベル"Gamble"からのリリース。というわけで甘口ソウルかと思いきや、ポップでハードエッジなジャズファンク!これはヤバイ…。ふんだんに使用されたパーカッションとデクスター・ワンセルのシンセがスペイシー。激オススメ。[philly/jazzfunk]

STRUGGLE BUGGY / William Eaton (’77)

"Winelight"の作者と同一人物だろうか。ジャズ系の裏方らしいが詳細は不明。ポップで、なおかつストリートを感じさせる作曲センスはかなりのもの。リチャード・ティー、アンソニー・ジャクソン、スティーブ・ガッド、エリック・ゲイル他お馴染みのセッション…