0-01-01から1ヶ月間の記事一覧

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中期アイズレーの異色(意欲)作。アイズレーは、かなりカバーが多いが、このアルバムはその最たるもの。全曲カバーなんだもの。ジミヘンとビル・ウィザース以外は全て白人SSWの曲というのも面白い。しかし、それでも全て見事にアイズレー風に消化しきってい…

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個人的に大好きな一枚。ジャズファンク界永遠の若手(勝手なイメージだが)ブラック・バーズの演奏ということでメロウなジャズファンクを期待しがちだが、聴いてびっくり、目まぐるしく変わる展開はまるでプログレのよう。無論、音はファンキーでソウルフル…

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もう一枚アイズレー。バックバンドの3人が加わり6人(3+3)体制になって初のアルバム。のっけから"That Lady"で興奮がピークに。カッコイイ!カッコ良すぎ!アーニー最高!そうそう、テーマを忘れてた。ここではドゥービー・ブラザーズの大ヒット "Listen To T…

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意外や意外、オハイオもサントラを残しているのだ。77年ということでブラックムービーのブームも去り、またこのバンド自身のピークも峠を越えた時期の作品なので手を出しづらいが、実はお勧め。いわゆるブラックムービーの雰囲気は期待できないが、全編オハ…

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ビリー・ポール代表作。エルトン・ジョン"Your Song"をカバー。正直、これは原曲を超えることが出来なかった一例か。原曲と違う方向に持ってくのは良いが如何せんヤリスギの感も。しかし、本作には永遠の不倫ソング"Me and Mrs Jones"が収録されており、この…

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なぜマーヴィン・ゲイがサントラをつくろうと思ったのかは不明だが、作ってしまったのだからしょうがない。ソウルファンとしては聴くしかない。しかし、これはソウルではない。少なくともファンキーさ、B級感は皆無だ。むしろ上品で鬱屈した雰囲気。これは彼…

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イナタイ、臭い、こってり。こんな賛辞が似合うソウル・ジャズ・オルガニストのライブ。ドノヴァン"Sunshine Superman"をカバー。この人のプレイってタメがあって、ほんとに黒い。更にこのアルバムで気になるのはギター。ラリー・マギーって人なのだが実に良…

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このジョニー・ペイトというおっさん、実はシカゴ・ソウルの裏方として知る人ぞ知る存在。カーティスもイムプレッションズ時代から世話になっているようでアレンジャーとしてちゃんとクレジットされている。いかにも、なファンクは主に前半に、後半はスロー…

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ビートルズのおなじみの曲だが、これはエライことに。歌い方だけで全然違う曲になっている。まあ、黒人によるカバーでは良くあることだが、これは特に非道(←褒め)。原曲ではポール・マッカートニーが後半がんばってシャウトしているが、ピケット親分と比べ…

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結局のところ未公開となってしまった幻の映画。音のほうは、カーティスの曲にテンプスが歌い、演奏はちょっと下手糞ってな感じ。事実、カーティスのカバーが数曲あり影響は明らか。もちろん正統派の良い曲もある。というよりも、作った方はそもそも正統派路…

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CCR"Proud Mary"、バッファロー・スプリングフィールド"For What It's Worth"をカバー。ゴスペル独特の生命力に溢れ、元来のソウルが持つ躍動感で満ちている。これを聴いて心が動かない人がいるのだろうか?バック陣も豪華でチャック・レイニー、コーネル・…

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ノーマン・ホイットフィールド制作ということで、ハズレるわけもなく、特にファンクは強力でイキのいいものが揃っている。ハンドクラップが印象的なタイトル曲をはじめ、完成度の高い曲が多く、ローズ・ロイスとしては代表作の一つに挙げられることも少なく…

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なんてフザケたバンド名…。どうやらドイツのバンドらしいが、実はすごくイイ。名前に騙されてはいけない。カバー曲にデイブ・グルーシンの"Keep Your Eye on the Sparrow"をとりあげている。着眼点が渋い。ローズ・ロイスのメドレーなんかもあり、これまた良…

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あの"ACROSS THE 110th STREET"のアレンジャ―、J.J.ジョンソンの制作ってだけでも垂涎ものなのに、更にジョー・サイモンとミリー・ジャクソンがヴォーカルで参加してるんですから、無条件で買い。音も期待どおり、いやそれ以上でした。クールでファンキーで…

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当時全く売れなかったらしく、知名度こそ低いが、永遠に残したいアルバム。なんといってもこの人の声が実にディープ!エディ・リヴァートしかり、テディ・ペンダーグラスしかり華麗なフィリー・サウンドにはこういうディープな声が最もフィットするのではな…

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ミゼル兄弟の片割れ、フォンスによるモータウン時代の仕事の一つ。この組み合わせでのサントラなんて。初めて知ったときは、その存在自体が嬉しかった。フレディ・ペレンとの共同プロデュースのためか、ミゼルらしい洗練されたコードワークは陰を潜め、意外…

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クインシー・ジョーンズの最終兵器、ブラジョンのデビュー作。全編狂おしいほどにポップでファンク。いつでも手の届くところにおいておきたいアルバム。キーボードにデイブ・グルーシン、ドラムにハーヴィー・メイソン参加!小品としてビートルズの"Come Tog…

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ソウルジャズのオルガン奏者、チャールズ・アーランドの手掛けるサントラ。このタイトル、このジャケ、なんてバカなんだ!内容も期待を裏切らず、いわゆるB級カンフーアクション。この辺のB級感、バカっぽさがブラックスプロイテイションの魅力の一つ。音の…

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いわずと知れた音楽史に残る名ライブ。カーペンターズの名曲 "We've Only Just Begun"をカバー。これは本当に素晴らしい。原曲の雰囲気を損なわずに彼の持ち歌のごとく聴かせる、そうそう出来る事じゃない。やっぱ先生凄いっす。[soul]

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カーティス・メイフィールド制作。ハーレム出身の3姉妹がスターになるサクセスストーリーらしい。音楽的にはもちろん文句なし。カーティス+アレサなんてスゴイ組み合わせで音が悪かったらソウル界の威信に関わるからね。とにかく佳曲揃い。いわゆるブラック…

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なんと、ザ・フー"Won't Get Fooled Again"をカバー。フーをカバーしている黒人が他にいるか?初めて聴いたときはぶったまげた。なんという選曲センス!実に上手く料理してあり、しかもベースはチャック・レイニー。お得意の細かいパッセージでブリブリ弾き…

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カーティス・メイフィールド制作。タイトル曲は多くのカバーを生んだ名曲。カーティス節全開。この曲で何度枕を濡らした事か。この他もソウルファンなら必ず納得の曲ばかり。なお、同じくカーティス制作、メイヴィス・ステイプルズが歌う"A PIECE OF THE ACT…

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71年のライブ盤。彼らの代表曲にもなっているCCR"Proud Mary"、ストーンズ"Honky Tonk Women"の2曲を収録。やはり"Proud Mary"の昂揚感は何度聴いてもスゴイ。熱さや勢いにおいてはソウルで5指に入る名ライブだ。ティナのシャウトはもちろん、アイクの切れ味…

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ブラックムービー大流行のこの時代、JBが「俺も映画のスコアをやりたい!」と言ったとか言わないとか。いつものJB'sの泥臭い演奏の中、御大は例の変なオルガンを弾いたり。これがまたヘタウマで良い。リン・コリンズが歌う"Mama Feelgood"や御大がピアノとユ…

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これまたライブ盤。あまりに有名なライブなのでご存知の方も多いだろう。レッド・ツェッペリン"Whole Lotta Love"を原曲より速いテンポで演奏。わりと忠実なアレンジだが、やはりホーンが入ると雰囲気が変わる。このメンツならではの演奏の勢いは筆舌につく…

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主演はまたもパム・グリア。いやー乳でかい。ところで音楽担当のロイ・エアーズだが、VIBE奏者ながらプロデューサーとしてトータルな音作りを意識しており、自分がガンガン前に出るタイプではない。それだけにVIBEソロが始まるやいなや失禁。オムツ必携盤。[…

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キング・カーティスの後に今度はアレサ。しかもバックはそのまま上のメンツ。なんちゅう濃さ。こちらはビートルズ"Eleanor Rigby"、ブレッド"Make It With You"、サイモン&ガーファンクル"Bridge over Troubled Water"と白人の曲盛りだくさんだが、白眉はス…

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ブラックムービーの代表的女優と言えば本作でも主演のパム・グリア。いい意味でチープな女優。内容はさすがウィリー・ハッチ、期待通りクールかつふんわりとバカっぽさが漂う仕上り。まさにブラックスプロイテイションを象徴するような1曲目、その名も"Chase…

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ソフトロックの金字塔、ブレッド"Make It With You"を収録。ディスコ風アレンジが意外にハマってる。グルーヴィーでキャッチーで極上。アレンジャーはジーン・ペイジ。通常、元曲が良すぎるとアレンジがやりにくいものだが、この曲は不思議とどんなアレンジ…

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モータウンでのデビュー作。聴き所はデビッドTが弾くギター。シングルノートのぺかぺかサウンド…たまらん。また、ウィルトン・フェルダーがベースで参加。全体的には次作"FOXY BROWN"に比べるとおとなしめか。しかしその分、よりスルメ的で味のある楽曲が多…