2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

bxm

音質こもり気味、構成バラバラ、ふんだんなSE、ヤケクソすれすれの勢い!もう最高。いかにもブラックスプロイテーションらしいB級で胡散臭い雰囲気が充満している。なお、勧善懲悪ならぬ勧黒懲白がブラック・ムービーのセオリーだが、この映画は悪役のゲシュ…

LOVING IS LIVING / McCrarys (’78)

のっけから客演のスティービー・ワンダーのハーモニカが冴え渡る。それほど有名ではないグループだが、演奏陣は大変豪華。このアルバムの最大の聴き所はズバリそこにある。デヴィッド・フォスター、チャック・レイニー、ジェイムス・ギャドソン、ジェイムス…

Message / Grandmaster Flash & The Furious Five(’82)

ヒップホップは門外漢だが、これは楽しめる。ファンクの視点から見ても充分グルーヴィーで刺激に満ちている。ライミングと言うのはソウルで見られる「語り」「ガヤ」「煽り」を拡大解釈したものなんだろうか、なんてことを考えてしまった。本当のところは知…

S.T. / Brenda Russell (’78)

数少ない黒人SSW。AORファンには比較的知られた存在だろう。ブラック特有のしなやかさと、SSWらしい繊細さ。黒さと言う点では若干薄めだが、キャロル・キングあたりのミックス具合が好きなら問題なし。曲の良さだけで充分聞かせる。メランコリックな曲調なが…

S.T. / Laso (’77)

最初の一小節で当たりを確信した。ラテン・ディスコと言えばいいのだろうか。ファンキーに跳ねるドラムとうねるベースの上でサルサ周辺のラテンテイストが踊る。ん?それってサルソウルでは?鋭い。実はコレ、ジョー・バターンの制作。サルソウル諸作よりも…

MY EBONY PRINCESS / Jimmy Briscoe & Little Beavers (’75)

年のころは中学生くらいだろうか。そんな微妙な年頃の男子が、背伸びをしてベタベタのスウィートソウルを歌う。この何ともいえないムズ痒さというか、微笑ましさというか、それこそがこの盤の最大の魅力。バブルガムな溌剌ソウルも聴き所のひとつで、スウィ…

bxm

バリー・ホワイトの残したサントラ。演奏はもちろんLove Unlimited Orchestra。メロウな曲においては約束された安心感がある。また、普段はあまり聞けない、クールで緊張感のある楽曲も楽しめる。ストリングスなどの使い方が割とクラシカルで欧州のサントラ…

S.T. / Love Unlimited (’72)

名盤中の名盤と言っていいだろう。擬音ソウルの傑作、「恋の雨音」こと"Walkin' In The Rain With The One I Love"が最大の目玉。押し殺しつつも、徐々に花開いていくかのごとき絶妙な雰囲気。72年ということでメロウソウルの先駆的存在だが、この頃にしては…

LET ME SHOW YOU / Esther Williams (’76)

ブレイクネタとしても有名なダンスクラシック "Last Night Changed It All"を収録。この曲を筆頭として全て名曲。アッパーなディスコとファンクが中心で、その全てがハイクオリティ。曲もグルーヴも雰囲気も最高。これはヤバイ。大名盤。フリーソウル好き、…

S.T. / Max-B (’73)

詳細不明、スペイン発、ヘヴィなアフロファンク。いかにもレアグルーヴなキーワード満載だが、果たしてその内容も想像通り。どの曲もベースラインが印象的で腰に来る。太鼓も豊富でトライバル・ファンク好きにはたまらないだろう。とにかくグイグイとアッパ…