2002-12-01から1ヶ月間の記事一覧

FOLLOW THE MEDICINE MAN / Gary Bartz & NTU Troop (’72)

プレスティッジ発レアグルーブ名盤。1曲目は速いBPMの4ビートでブリブリ吹きまくり。アンディ・ベイも雰囲気ばっちり。また、スタイリスティックス"Betcha By Golly, Wow"をカバー。なぜかニューオリンズ風ジャズファンクなんかもあり、これもまた良い。全編…

EXPERIENCE AND JUDGMENT / Andy Bey (’74)

ゲイリー・バーツのアルバムに参加していることで知られるヴォーカリスト。ハイテンションな歌唱がスゴイ。 間違いなくジャズファンクなのに、聴き様によってはブルースにも聴こえるから不思議。全体的に遅めのBPMだが、満ち溢れたグルーブは恐ろしくどす黒…

STROKIN’ / Richard Tee (’78)

タッパン・ジーからのソロ1作目。お馴染みの仲間(エリック・ゲイル、チャック・レイニー、スティーブ・ガッドなど)と繰り広げるセッションは目新しさはなくとも堅実な内容で、間違いなど起こるはずもない。惜しげもなく披露される豪放な和音を存分に堪能で…

SPIRIT OF LOVE / Con Funk Shun (’80)

アルバム全体に流れる通奏低音はファンク。響きはメロディアスでメロウ。こういうとEW&Fあたりが思い浮かぶが、そこまでの派手さはない。この絶妙な雰囲気は耳ざわりの良い柔らかな音処理のおかげだろう。また、ポップで引き際を心得たメロは、意外なほど飽…

STOP THE WORLD WE WANNA GET ON / Hearts Of Stone (’70)

モータウン隠れ名盤、涙のリイシュー。「隠れ」と言ってもソウルファンにはレア盤としてかなりの知名度を誇っており、今回のCD化を待ち望んでいた人は多いだろう。内容は極めて良質のデトロイト・ソウル。全曲通して高いクオリティを維持しており、一度聴き…

IT’S ROUGH OUT HERE / Modulations (’78)

ゴスペル出身というだけあって、ヴォーカルは迫力満点。総員入り乱れてのコーラスワークは悶絶間違いなし。これぞヴォーカルグループの醍醐味。圧倒されまくりで言葉も出ない。演奏はMFSB、ややファンク色が強い感じ。言うまでもなく、サウンド、演奏ともパ…