BAD DONATO / Joao Donato (’70)


ブラジリアン・ファンク。デオダートのアレンジが冴えるガツガツの攻撃的疾走サウンド。面白いのは、クールに徹しきれず、どこかホンワカした雰囲気が拭いきれないところ。フリーキーなシンセが鳴ってもぬるく聞こえる。このあたりはドナートならでは。この湯加減こそ彼の特徴、ひいてはブラジルらしさと言い換えることもできるだろう。[funk/brasil]