QUEM E’ QUEM / Joao Donato (’73)


「奇人」と一言で言っても様々だ。ジョアン・ドナートはどんなタイプの奇人なのか。本盤を聴けば良く分かると思う。そう、どこかマヌケで優しい、浮遊感のある奇人っぷりなのだ。グルーヴィでファンク的なリズム、初めて挑戦したヘタウマヴォーカル、マルコス・ヴァーリの参加などのトピックもあるが、ここは一つ、音を聴きながら彼の人間性を想像してみるのも面白いだろう。[brasil]