Manifest Tone, Vol. 1 / Chico Mann (’06)

僭越ながら、たまに曲やミックスなどのアドバイスを求められることがあるんですが、悪い意味で気になるポイントがあると必ず「意匠か否か」を問います。意匠でないなら、それはミスやスキル不足に過ぎないため排除する方向で、逆に意匠であるなら、それを分からせるような演出をもっとすべきだと伝えます。中途半端にやるからミスなのか意匠なのかが分からない、やるなら徹底的にやろうぜと。で、この盤。その意味においてドラムは最高にチープだし音質は極限までローファイ。表現ってのはこのくらいまでやらないとね。宅録的粗暴アフロビート。[afrofunk]