Madame Claude / Serge Gainsbourg (’77)
ファンクはアメリカの黒人だけのものではない。とはいえ、まさかこんなところにまで侵食していたのは意外といえば意外。有名どころだし。HMVには"フレンチ・フュージョン"と書いてあるが、それも間違いではないな。どっちかというと、当時流行したブラックスプロイテーション・ムービーおよびそのサントラの影響だとは思うが。[soundtrack/jazzfunk]
Mirror of My Mind / Ryo Kawasaki (’79)
日本人によるジャズの流れでもう一枚。ギタリスト川崎燎のサウダージ感が気持ちいいフュージョン名盤。フュージョン…うーん、フュージョンなんだろうけど、その単語から軽薄な内容を想像されてしまうのは本意じゃないです。お洒落でスムーズで気持ちいいんだけど案外深みのある演奏だと思いますよ。ハーヴィー・メイソン、マイケル・ブレッカー、アンソニー・ジャクソン。[brazil/fusion/jazz]
S.T. / Rudy Love & the Love Family (’76)
とてもいいファンク。"Shake your tail feathers"が素晴らしすぎるよ。これ、全然知らなかったんだけど、調べたらそこそこ知られた盤みたい。くそぉ、なんか悔しいな。俺の知らないところにまだまだこんな好盤が眠ってるとは。1枚の名盤に出会うために100枚のカス盤を通過しなきゃいけないのは苦行そのものだけど、こういう出会いがある以上どうしても音楽聴くのをやめられないんだよなあ。[funk]