この人の作品にハズレはないのだが、今回は個人的に最も好きな本作を。タイトルどおりの素晴らしいブラジリアン・フュージョン。ポップで高速でサウダージ感溢れる楽曲はもちろん、歌に関しても文句なし。キュートな声の裏に隠された技巧が効いている。あえて難を言うなら、演奏が上手すぎることぐらいか。 [jazz/brasil]