このアルバムにはロックを感じる。ストーンズ"Wild Hoses"をカバーしているからではない。ひしひしと伝わってくる何かがあるのだ。パティ・ラベルの叫びとも取れる歌がきりきりと喰いこみ、ゴスペル的コーラスがそれを包み込むと思いきや、リードとともに突き刺してくる。何度聴いても鳥肌が立ち、涙が出そうになる。完全に攻めの音楽だ。[soul]