ONE IN A MILLION / Aaliyah (’96)


ティンバランドが、例の「チキチキ」系ビートでブレイクするきっかけとなった作品。当時はかなり革新的だったらしいが、8年も経ってから聴いたせいか、個人的にそれほどの衝撃は受けなかった。だからと言って悪いと言うことではない。逆にやたら良いのだ。アリーヤのシルキーな声と打ち込みながら肉感的なティンバのビートが見事に噛み合っている。この質の高さがなければ、かの変態ビートが市民権を得ることはなかっただろう。[r&b]