アフロビートの屋台骨、アフリカ70のドラマー、トニーのソロ。これ以前にも何枚かソロ作を残してはいるが、個性という点で、フェラ・クティの別名義作品といっても過言ではない内容だった。しかし本作。完全にフェラを消化しきった内容。言うなればダブ+アフロビート。異なる性質の二つを良くぞここまでまとめあげたものだ。僕の音楽と目指す方向が同じだったため、正直悔しかった。[dub/afrofunk]