フェラ・クティの実子ということでフェラそのものを期待し過ぎてしまうリスナーによって、ある意味では不幸な境遇に置かれている。しかし音楽に対し客観的なクラブミュージックシーンでは多くのリスペクトがあり、もはやそこにフェラの影はない。本盤はお世辞にも最高とは言えないが、その後の活躍への布石としては重要な作品。今後の更なる成長に期待。[afrofunk]