76年の"SILK DEGREES"ほど洗練されてはいない。とはいえ、ジョニー・ブリストルの制作で悪いはずもない。むしろ黒さではこちらに軍配が上がる。ボズのいなたい声は、芳醇なストリングスをフィーチュアしたソウルフルなサウンドと良く合っている。どこかカントリーロック的な雰囲気もあり、ただの黒人音楽の模倣には終わっていない。[soul/aor]