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最後のソロ作。81年という時代にもかかわらず、聞こえてくるのは紛れもなくジョニー・ブリストルの音。良くも悪くも80s前半らしいきらびやかなサウンドだが、素晴らしいのは時代の音に合わせるのではなく、自分の音楽の一要素として時代の音を取り込んでいる…

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50年代から活躍するポピュラー歌手。本作ではジョニー・ブリストルが制作を担当し、彼のカバーも3曲収録している。全体的にメロウでドリーミーな仕上がりで、マティスの歌の上手さを存分に引き出している。白眉はおなじみ"Feel like makin' love"。無難なア…

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76年の"SILK DEGREES"ほど洗練されてはいない。とはいえ、ジョニー・ブリストルの制作で悪いはずもない。むしろ黒さではこちらに軍配が上がる。ボズのいなたい声は、芳醇なストリングスをフィーチュアしたソウルフルなサウンドと良く合っている。どこかカン…

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ソロ2作目。コーク・エスコヴェードのカバーで有名な"I Wouldn't Change A Thing"を始め、珠玉のメロウソウルが並ぶ。演奏には、デビッドT、ワー・ワー・ワトソン、エド・グリーン等が参加。特にデビッドTが効いている。ワー・ワーとの対比も面白いところ。…

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ジョニー・ブリストル制作。さすがはメロウ・グルーヴ大王。期待を裏切らない内容。歌に関してはアレサ・フランクリンからの影響があるらしいが、それほどのクセはなくスッキリしている。なんと言っても目玉は、全編で聴けるデビッドTのバッキング。もう素晴…

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"IT MUST BE LOVE"が有名な彼女らだが、こちらも捨て難い。ジョニー・ブリストル本人とのデュエットが聴ける"Hang On In There Baby"を収録。最高。手放しで絶賛。無論この一曲だけでは終わらず、アルバムを通して文句なしに素晴らしい。メロウ好きにも、ガ…

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ソロ4作目。前3作と比べ、幾分派手さはなくなったが、その分メロウ度は増している。どこか内省的な表情は、遅れてきたニュー・ソウル、といった感じ。聴き込めば聴き込むほどに深い味が出る名曲ばかり。ジェイムス・ギャドソン、デビッドT参加。[soul]

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"クリーム"という単語には「中心」「真髄」「最上の」といった意味がある。タイトルに違わぬジョニー・ブリストルの「真髄」が詰まった「最上」のメロウソウル。もちろん、ダンサー系の充実度も目を見張るものがある。前2作も素晴らしいが、全体の完成度とい…

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5人組兄弟グループ。スロー〜ミッドテンポの秀作を多く収録している。ジョニー・ブリストルの制作だが、彼のクセを前面に出した作りではなく、割と裏方的な仕事。無論、クオリティは高い。78年にセルフカバーしている"Strangers in the dark corners"を収録…

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一時期は飽きるほどのヘビーローテーションで、もはや近所のシベリアンハスキーですら知っている"Miracles"をはじめ、 "Boy,You're Dynamite"などなどフロアキラーがてんこもり。このアルバムが日本のレアグルーブやフリーソウルシーンに火をつけたといって…

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ジミヘンのバック(Band of Gypsy)でドラムを叩いていたあの人。バディ・マイルスには気の毒だが、どうしても制作のジョニー・ブリストル側から注目されがちなアルバムだ。内容がほとんどジョニー・ブリストル色ゆえ、仕方ないことだが。なぜかバディさんの歌…

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ジョニー・ブリストルの歌い手としての評価は、さほど高くない。確かにそれも分かる。しかし、好きになってしまえば良く聞こえてしまうもの。少なからずある声のクセも僕は大好きだ。本作はそんな彼のソロシンガーとしてのデビュー作。不朽の名曲"Hang On In…