ジーン・ハリスをもう一枚。スティービー・ワンダー"As"のカバーから幕を開ける本作はD.J.ロジャース、アル・マッケイ、ドナルド・バードなどが参加のおいしい作品。ジャズ畑とは思えないポップな内容で、当時は正統派ジャズリスナーから見向きもされなかったことだろう。白眉はなんと言っても"As"。チャック・レイニーのタメの効いたプレイは筆舌に尽くしがたいものがある。[jazzfunk]